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物との対話。-道具-編 (続…かない)

3月29日 佐藤大文

皆様いかがお過ごしでしょうか。塗装の佐藤です。
春になりました。アタタタタタ!!!かい季節になりましたね。今月もいろいろ驚かされたことがたくさんありましたね。
1つ!!桜が咲きました!!!
それ以外、特に何も無かったですよね。

今回は家具のニスの仕上げについてです。厳密には道具の選択という内容ですがこれもまた家具の修復という仕事だからこそ自由が利くいいところだと思います。
通常ニスの仕上げには、「刷毛」「スプレーガン」「たんぽ(布に綿を詰めて袋を作り、その中に含めたニスを少量を搾り出しながら薄く塗り重ねをする…フレンチポリッシュと呼ぶ場合もある)」と種類がありますが、弊社が行う主な仕上げ方法は刷毛とスプレーガンです。家具の状態によっては臨機応変に部位によって使い分けをします。

今回刷毛を使って仕上げをするに至ったこのホールローブ。
通常、下地作業の段階で付けた削り傷などによってオリジナルの塗膜が刷毛ニスを吸ってしまい仕上がりの光沢にムラが出たり、古いニスと新しいニスが溶け合うことで崩れた塗面になったりと何かと泣かされることがあります。
スプレーガンでの吹きつけにより、そのリスクが解消されることが多いのでそういった場合には途中で道具を入れ替えて仕上げをしたりもします。

幸いなことに、このホールローブはオリジナルの塗面と弊社のニスとの相性が良く、刷毛で何度も塗ってもしっかり馴染んでくれるのです。こういった大型の箱物にはこういった塗装状態の良好な物もあり、作業も楽しくなります。ただし、広い面の刷毛仕上げというのは熟練した職人さんでも難しいといいます。それでも刷毛で仕上げた塗装というのは吹きつけと違って非常に柔和な雰囲気に仕上がります。

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IMG_5537.jpg 模様がまるで、SFチックですね。どうやら、そのヨーダ…。シンプルで個性があって良いと思います。











IMG_5541.jpg 気になった方は是非とも弊社の目黒ショールームまでお越しの上、御覧くださいませ。
それではまた。










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