龍笛

6月3日 瀬藤万里絵

冬や春先はクラシック音楽を聴きたくなりますが、
夏から秋にかけては無性に雅楽器の音色が恋しくなったり。

日中のうだるような暑さも小マシに落ち着く夏の夜、
窓からの風にささやかな涼を感じながら龍笛や篳篥、笙の音色を聴いていると、
感覚が研ぎ澄まされるような感覚になり、非常に心地よく…
この音色を、我々が過ごしているよりもずっと昔に生きた先人たちも聴いていたのだと思うと、
それはもう、とてつもなく感慨深くもあります。
そのうえ夏の夜空を眺めながら、我々の目に届いている今のこの星の光も、
実はずっとずっと昔に生まれた輝きなんだろうなあーなんて考えていると、
もうなんだか大変胸に迫る時間を過ごすことになるわけです。

ちなみに雅楽の中でも、代表的な三管と呼ばれるものがありますが、
この3つの楽器で世界を表現しているとか。
笙は天から差す光を、篳篥は地上の我々人間の声を、
龍笛は天と地の間を飛ぶ龍の鳴き声を表しているそうです!
それを知った上で雅楽を聴くと、また印象が変わり世界が広がりますよね。

どうにも息を使う楽器は得意でないのですが、
久々に自分でも素敵な音を出せたら幸せになれそうだと、
昔ちょこっとだけかじった龍笛を引き出しの奥から引っ張り出してきました。



数年吹いていなくても流石に音を出すことは出来ましたが、
やっぱり綺麗な音を出して滑らかに音と音とを繋げるのは難しく…
譜面の見方などとうの昔の記憶で綺麗さっぱり忘れていますが、
でもせめて、越天楽の一節でも吹けたらいいなあ、と、
久し振りに練習する気になり1人意気込む今日この頃です。

最近は琵琶の音色も素敵だなあと、しみじみ聴いています。
田原順子さんの演奏は、是非一度生で聴いてみたい!
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